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昨年よりやや遅くなる ウェザーニューズ、2012年の花粉飛散傾向を発表

ウェザーニュースが来春の花粉の飛散傾向について発表。昨シーズンよりやや遅く、2月上旬から花粉シーズンへと突入すると予想している。

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 ウェザーニューズは12月15日、2012年の花粉シーズンにおける全国および、各12エリア、都道府県別の“スギ・ヒノキ花粉”傾向を発表した。

 それによると、一時的に寒さが緩む日もあるが、年末にかけて全国的に真冬の寒さになる日が増え、1月末にかけて寒さが厳しくなると予想。2月上旬から飛散を開始し、2月中旬には西・東日本で拡散エリアが増加していくのではないかと見ている。

 ウェザーニューズでは、花粉観測機「ポールンロボ」を使用し、花粉10個を観測した日が2日以上あった場合に飛散開始と定義している。

 全国的に花粉の大量飛散だった今年、東日本の太平洋側などでは1月の終わりから飛散を開始するところもあった。今シーズンは寒い冬となるため、飛散開始時期はやや遅く見通しだ。西日本や東日本太平洋側では3月上旬〜中旬、北陸や北日本では3月下旬〜4月上旬にかけて、スギ花粉の飛散ピークを迎えそうで、スギ花粉のピークを過ぎた後は徐々にヒノキ花粉が飛び始めるとのこと。西・東日本では4月上旬〜中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎えそうだ。

 花粉は前年の夏の天候に左右される傾向にある。2010年に比べ、2011年の夏は雲も多く、気温も低かったため、飛散量は少なくなるのではと見ている。ウェザーニューズではあくまでも見通しであり、十分な対策を取るにこしたことはないと呼びかけている。

画像画像 東北・関東・東海・四国には、2005〜2010年の飛散量の平均値(大量飛散した2011年の飛散量を除く過去6年の平均)と同程度の飛散量と予想される県もある

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