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オンラインストレージサービスのMegaupload、米司法省の捜査により停止

ハッカー集団AnonymousはMegaupload停止の報復として、司法省やコンテンツ企業に攻撃を仕掛けている。

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 米司法省と米連邦捜査局(FBI)は1月19日、オンラインストレージサービスのMegauploadの運営者を、著作権侵害で起訴したことを明らかにした。同サービスは停止している。


Megauploadはアクセスできない状態

 同省は、Megauploadでは映画や音楽、テレビ番組などの著作物が無断で配布されており、同サイトは1億7500万ドルを超える不正な収益を得て、著作権者に50億ドルを超える損害をもたらしたとしている。同サイトは登録会員数1億5000万人以上、広告収入や有料アカウントの会費により収益を得ていた。

 同省は同サイトの運営にかかわる7人と2社を、著作権侵害のほか共謀、マネーロンダリングなどの容疑で起訴。運営者らは欧州やニュージーランド在住だが、現地警察の捜査で4人が逮捕された。捜査により約5000ドル相当の資産と18の関連ドメインを押収し、Megaupload.comにはアクセスできなくなっている。

 その報復としてハッカー集団Anonymousは司法省や全米レコード協会(RIAA)などのサイトにサービス拒否(DoS)攻撃を仕掛けており、両サイトは現在アクセスできない状態にある。


Anonymousの報復作戦#OpMegaupload

 今回の発表の前日の18日には、米国で新著作権保護法案SOPAに反対するストライキが行われたばかり。

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