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Googleが面白い動画を選ぶアルゴリズム開発 YouTubeで一番面白いのは……?

Googleが開発した「面白い動画を判定するアルゴリズム」によると、一番面白い動画はシーリングファンに頭をぶつける男性の動画という。

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 Googleが、面白いYouTube動画を自動的に判定するアルゴリズムを開発した。それによると、一番面白いのはシーリングファンに頭をぶつける男性の動画だという。

 このアルゴリズムは、カメラワークや笑い声といった動画の特徴に加え、動画のタイトル、説明文、コメント欄のテキストを分析し、コメディカテゴリーの動画から最も面白いものを割り出す。コメント欄の分析は「hahaha」「kekeke」などの笑い声、「lol」(「(笑)」「ワラタ」のような意味)といった笑いを表す略語、顔文字に着目しているという。

 同社はアルゴリズムで面白いと判定した動画を集めたサイト「Comedy Slam」を設けた。視聴者は「今すぐ投票する」ボタンをクリックして動画に投票することもできる。現在の1番のおもしろ動画は「Ceiling Fan Trick Knockdown」というタイトルで、天井にぶら下がったトマトを取ろうとした男性が、シーリングファンに頭をぶつけるという内容。2011年末に投稿され、1700万回以上再生されている。

 Googleは既に、楽曲の音楽的な特徴を使って優れたミュージックビデオを判定する「YouTube Music Slam」を公開している。Comedy Slamは、同じようなことをコメディ動画でもやれないかと考えて開発したという。

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