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スパイアプリ疑惑で批判のミログ、すべての個人情報を削除し解散・清算へ

「無断でユーザーの個人情報を取得している」などと批判され、体制見直しを検討していたミログだが、このたび会社の解散・清算が正式発表された。

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 株式会社ミログは2012年4月2日、「株式会社ミログの解散・清算に関して」と題したお知らせをサイトに掲載し、同社のこれまでの事業をすべて売却および撤収し、会社を解散・清算する旨を発表した。これに伴い、同社が提供していたAndroidアプリ「FriendApp(フレンドアップ)」および「app.tv(アップティービー)」については、3月30日をもってサービス終了となっている。

画像 FriendApp サービス終了のお知らせ

 ミログでは「FriendApp」および「app.tv」によりユーザーの端末情報を取得し、これをデータコンサルティングやターゲティング広告に用いていたが、この行為が「スパイアプリだ」「無断でユーザーの個人情報を収集している」などと指摘された。現在は指摘を受け、内部調査や事業内容の見直しをはかっていた最中だったが、「事業環境を総合的に判断した結果」、解散・清算を決断するに至ったという。なお同社が持っていた個人情報については、プライバシーポリシーに基づきすべて削除される。

 お知らせの中で、同社代表取締役 城口洋平氏は「本件により、ご迷惑及びご心配をおかけした皆様にはこの場を借りて心からお詫び申し上げます。」と謝罪している。

画像 株式会社ミログの解散・清算に関して

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