ドリコム新オフィスに潜入 畳のスペースにおしゃれなカフェ 「ずっといられるオフィス」目指す(1/2 ページ)
ドリコムが東京・目黒の新オフィスをメディア向けに公開。コミュニケーション促進のためワンフロアに81もの会議スペースを設け、paperboy&co.創業者の家入氏の会社がプロデュースしたおしゃれな社内カフェも設置した。
ドリコムは4月12日、2日に移転した東京・目黒の本社オフィスをメディア向けに公開した。「コミュニケーション」をコンセプトに掲げた新オフィスには、大小81カ所のミーティングスペースや、社員同士が集まって話せる社内カフェも設置した。
事業拡大に伴う人員増加に対応するため、高田馬場にあった以前のオフィスから移転した。新オフィスはJR目黒駅から徒歩約5分の「目黒雅叙園アルコタワー」にある。従業員数は現在193人。2008年に高田馬場に移ったときは60人だったが、昨年から1カ月当たり10〜15人増える状況が続いている。それだけの増加ペースにも対応できる広さ(約2900平方メートル)という。
以前のオフィスでは2つの向かい合うビルに1部屋ずつ借りていたが、社員同士のコミュニケーションをより円滑にするため、昨年8月に移転を決めた。同じビルにはアマゾンジャパンやウォルト・ディズニー・ジャパン、ポルシェジャパンもオフィスを構えており、スポーツジムもある。17階にあるオフィスの窓から眺める景色は大変よく、レインボーブリッジや東京タワーも見える。
コミュニケーション円滑化のため、執務室内のミーティングスペースを大幅に増やした。すぐに会議が始められるよう、デスクのすぐ近くに設置している。ざっくばらんに話し合いができるようにと、ファミレスのような座席スタイルの「ファミレススペース」や、畳の上でくつろぎながら会議ができる「たたみスペース」を設けた。立ったままホワイトボードを使って打ち合わせできる場所も用意。ほかに、葉っぱ型の屋根でデスクを囲った「集中スペース」も。エンジニアが集中してコードを書けるようにと設けた。
執務室内には男女別の「リフレッシュスペース」もある。柔らかいソファや寝椅子、マッサージチェアを置き、配置した男女別々に用意。アロマを炊いたり、リラックスできるBGMをかけられる設備もある。
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