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「消えた」ヒット商品「大人のプラレール」、タイ洪水を乗り越え再出発へ

昨年10月に発売されたものの、その後店頭から姿を消していた「プラレールアドバンス」がようやく復活する。

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 人気の「プラレール」の新シリーズ「プラレールアドバンス」が、半年ぶりに動き出す。昨年10月の発売以来、市場では「超品薄」状態が続いていたが、ようやく品薄解消の見込みが立ち、4月下旬以降新たな車両やレール部品も続々投入予定だ。

 「プラレールアドバンス」は、従来よりも高い年齢層をターゲットに開発された、いわば「大人のプラレール」だ。車両はひとまわり小さくなり、従来のレールの「片側」を使って走る。同じ部品、同じスペースで2倍の車両を走らせることができ、並走やすれ違いももちろん可能だ。昨年10月に発売されると、たちまち人気のため売り切れてしまう店が続出した。

画像 車両は半分サイズになったが、その分細部の作り込みはより緻密に

 が、初回分が売り切れてしまうと、その後はほとんど店頭で見かけなくなってしまった。昨年タイを襲った洪水被害により、メインの生産ラインがストップしてしまったためだ。あれから半年、生産拠点を中国やベトナムなどに分散させることで、ようやく再生産の目処が立ったという。

 4月下旬には、基本レールと車両がセットになった「N700系3000番代新幹線エントリーセット」のほか、「100系新幹線」や「名鉄パノラマカー」「E233系京浜東北線」など6車両を新たに発売。7月には、昨年発売されたものの一瞬で売り切れてしまった「0系新幹線」や「E231系500番台山手線」「485系特急電車」など既存のラインアップも復活する予定だ。

 子供から大人まで幅広く楽しめる、新しいプラレール。価格は車両が各2625円、エントリーセットが5250円。今後もし店頭で見かけたら、ぜひ手にとって触ってみてほしい。

画像 レイアウトの作成例。青いレールは従来のものがそのまま使える

画像 前進・後退もできるため「車止め」のようなレイアウトも可能だ

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(C) TOMY  「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です。

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