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タイトルも中身も見ないで書き出しで選ぼう 紀伊国屋書店が「ほんのまくらフェア」
「メロスは激怒した」「国境のトンネルを抜けると」――最初の1文だけで本を選ぶという試み。
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紀伊国屋書店・新宿本店が「ほんのまくら」フェアと題したユニークな企画を実施しています。本に、「まくら」(=出だしの文章)のみをプリントしたオリジナルカバーをかけ、タイトルや中身が分からないようにして販売するという試みです。
「国境のトンネルを抜けると〜」「ゆく河の流れは絶えずして〜」「メロスは激怒した」「桜の樹の下には〜」など、有名な「まくら」はたくさんありますが、本を選ぶときには意外と気にしていないもの。だからこそ味わおう、という意図で企画されたそうです。
作家が一生懸命考えたであろう、熱のこもった書き出しから、物語を想像し、感覚を研ぎ澄まして、これぞという1冊を選べば「きっと不思議な本との出会いが待っているはず」。開催期間は8月25日まで。Twitterでも気になる本のまくらを不定期に紹介するとのことです。
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