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イラストの転載、どこまで許せる? 「絵師白書2012」

「イラストの転載はどこまで許せるか」「同人誌即売会での売り上げは?」などを調査した「絵師白書2012」が発表された。

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 忍者ツールズを提供するサムライファクトリーは9月18日、絵師・イラストレーターを対象に行ったアンケート結果「絵師白書2012」を公開した。

 「イラストの転載はどこまで許せるか」「同人誌即売会での売り上げは?」などの質問を1600人超に聞いた。

 イラストの転載については、50%が元サイトへリンクと「◯◯から転載」という説明があればイラストを他人のWebサイトに転載されても許容できると答えた。引用元を説明した上でTwitterに画像をアップロードするのは51%が、プロフィールで引用元を説明した上でTwitterのアイコンに使うのは40%が許容範囲としている。

 引用元の説明なしでの転載を許容すると答えた人は、転載先(Webサイト、Twitter、アイコン)にかかわらず数%だった。「いずれにせよ転載が必要な場合は事前に作者に許可を取った上で引用元を明示して行われるのが望ましいと思われます」(サムライファクトリー)

 同人誌即売会1回あたりで一番売れたときの冊数については、5冊未満が10%、5〜9冊が9%、10〜29冊が23%、50〜99冊が17%、100〜299冊が17%。1000冊以上売れたのは2%だった。8月に開かれたコミックマーケット82参加者のうち、67%が前回出展時より販売が増えたとしている。

 また48%がイラスト作成作業の全工程をデジタルで行っており、ペンタブレットを主に使う派は83%に上った。


全行程デジタルは48%

交流に使っているサイトで最も多かったのはPixiv(69%)、その次がTwitter(54%)だった

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