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17時間の激闘にニコ生大盛り上がり 将棋第60期王座戦は羽生の王座奪還で幕

ニコ生の累計視聴者数は37万人を突破。羽生はこれで王位・棋聖・王座の三冠に。

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 第60期王座戦5番勝負第4局が10月3日行われ、17時間におよぶ激闘のすえ、羽生善治二冠(王位・棋聖)が渡辺明王座(竜王)に勝って3勝1敗とし、前期に渡辺王座に奪われたタイトルを見事取り返した。

 渡辺王座1勝、羽生二冠2勝で迎えた第4局。対局は朝の9時にスタートし、一時は渡辺王座が有利に譜を進めたが、対局終盤になって、同じ局面の繰り返しとなり決着がつかない「千日手」が成立。指し直しの1局は午後11時前ごろにスタートし、午前2時ごろまでもつれ込んだが、147手目で渡辺王座が投了、羽生二冠が見事王座に返り咲いた形となった。

 対局の様子はニコニコ生放送でも中継されており、中継時間は17時間21分、視聴者数は累計37万人にも及んだ。途中、千日手の気配が見えたあたりでは「朝から13時間対局して千日手!」「まさに神と神の戦いにふさわしい」など、熱いコメントが飛び交い大きな盛り上がりを見せた。

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「千日手か?」とざわざわし始めるニコ生
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午後22時ごろで累計視聴者数は24万人に
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指し直しが分かった瞬間、「放送は最後まで致します」とニコ生の配信スタッフが覚悟を決めた
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大盤解説のおふたりもお疲れ気味
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指し直しのため、小休止
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そしてついに決着の瞬間! ニコ生の画面が弾幕状態
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配信終了直前の累計視聴者数は37万人に達していました

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