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日テレの「騒動の占い師出演→別人でした」にBPO苦言 「過剰な演出で視聴者あざむく」

5月放送の「芸能★BANG ザ・ゴールデン」についてBPOが意見公表。

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 今年5月4日に放送され、視聴者から苦情が殺到していた日本テレビの「芸能★BANGザ・ゴールデン」。これに対して、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は「非常識だ」との意見を公表した。


 番組では、事前の告知や当日の番組内で「オセロ中島騒動の占い師がスタジオに」などと繰り返し表示していた。ところが実際に登場したのは中島さんと同居していた占い師ではなく、その知人だという別の占い師。渦中の占い師本人の登場を期待していた視聴者からは約2000件の批判が寄せられ、番組は公式サイトで謝罪。最終的には番組そのものが打ち切りになる事態にまで発展していた。


 BPOでは7月13日に「視聴者の信頼という放送倫理の根本を裏切っている」として審議入りを発表。10月4日に意見が公表され、「演出か、時間泥棒か」など全8項目にわたり行き過ぎた演出が行われていたことを指摘。「その人物が出演しないことがわかっていながら、出る出ると手を変え品を変えて煽っておいて、最後に何のオチも工夫もないままに、全然ちがう人物を登場させるのは、羊頭狗肉そのものである」「わざわざ放送倫理を持ち出すまでもなく、非常識だと言わざるを得ない」などと厳しく批判した。

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