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20メートルの巨大裸婦像が英国の町に 「わいせつ」「グロ」と物議醸す

芸術家Damien Hirst氏による巨大な裸の妊婦像が英国の町に建てられ、地元住人からは批判も。

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 著名な芸術家Damien Hirst氏が、英デヴォンのイフラクームに建てた高さ20メートルの巨大ブロンズが、地元で物議を醸しています。

 この25トンを超えるブロンズ像は「Verity」という名で、妊婦の姿をしています。片手で頭上に剣を掲げ、もう片方の手には天秤を持っています。神話に登場する正義の女神がモチーフのようです。変わっているのは、左半身が裸で、右半身が皮膚をはいだように骨が筋肉、胎児の姿があらわになっている点。計画、制作に2年を要し、今月クレーンを使ってイフラクームの海岸に設置されました。


Verity設置を自身のサイトで伝えるDamien Hirst氏

 Hirst氏によるとこの像は「真実と正義の現代の寓意」であり、天秤は釣り合いが取れておらず、背中に隠されており、高々と掲げられた剣は「正義と言うよりも危険な力の道具となっている」のだそう。

 これだけ巨大な像があれば観光資源になりそうですが、Daily Mailによると地元住民からは「グロテスク」「わいせつ」などの批判もあるとか。Verityはイフラクームに20年設置され、議員らは観光資源として期待しているそうです。


設置の様子
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