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アツアツのコーヒーやラーメンで口の中をやけどしたことがある人は少なくないだろう。そんなとき、さっと貼って痛みを和らげ、溶けてなくなるシートが米テキサス大学で開発された。
このシートは治療用のポリマーでできており、見た目はシート状のブレスケア製品に似ている。歯科用の局所麻酔が含まれ、舌や口の中などやけどした部分に貼ると痛みが緩和される。シートは貼った部分にぴたりとくっつくので日々の暮らしに支障はなく、すぐに溶け、即効性の痛み止めになるという。
開発したのはテキサス大学のJason McConville氏らで、米製薬科学者協会(AAPS)の年次総会で発表した。次のステップは臨床実験で、さらに2〜3日以上持続し、より重傷のやけどに効くシートの開発も模索する。
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