誕生日といえばプレゼントがもらえるチャンス。先日、あるTwitterユーザーがインターネットの繋がりを生かした試みを企て、ドラマチックな結末を迎えていました。
エヒタさんが企画したのは「プレゼントチキンレース」。500円のトイレットペーパーから230万円のロレックスまで約30点を登録したAmazonのほしい物リストを公開し、プレゼントを募るというもの。ポイントは、11日4日の誕生日にあわせてプレゼント総額の目標を11万4000円に設定したこと。24時間以内にフォロワーからのプレゼントが設定額を超えれば、エヒタさんの「負け」。贈られたプレゼントすべてに加え、自腹で11万4000円分のギフト券(500円×228枚)を用意し、抽選で再配布する――総取りか、大負けかの挑戦です。
「絶対負ける」「自腹確定ではないか」と発案者不利の予想が飛び交うなか、勝負がスタート。「【プレゼントチキンレース】 現在のプレゼント総額……¥6,220 エヒタ敗北まで……¥107,780 頂いたもの…めんつゆ、エリエール×2、TENGA×3、ダンボー、コンドーム144個 #プレチキ」などと、状況はTwitterで逐一報告され、午前11時に約2万5000円、午後4時で約4万5000円と勢いも上昇。夕方には早速一部の商品が届きだし、ギリギリのペースに緊張感が高まります。
終盤になると「総額がラスト1万円を切った場合、1万円以下のプレゼントは無効」という新ルールが追加され、午後9時半に発動。最後の一撃をインパクトがあるものにすべくフォロワーたちも盛り上がっていきます。そして、午後10時半に「先ほどプラクラ空気清浄機をプレゼントさせて頂きました。おめでとうございました!」と空気清浄機が投下され、チキンレース終了。ついに目標額をオーバーしました。
翌日、続々と届く商品がツイートされていました。これらすべてを再配送する苦労を思うと……。一連のイベント模様は本人によりTogetter「誕生日に11万4000円を失う話」にまとめられ、10万ページビューの人気となっています。
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