ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

有休消化率ワーストは日本 理由は「経済的な余裕ない」「同僚から否定的な見方」

先生……有休が取りたいです……。

advertisement

 世界で一番有給休暇消化率が低いのは日本――オンライン旅行会社エクスペディアジャパンが、有給休暇に関する国際比較調査の結果を発表した。

 22カ国で毎年実施している調査の結果、有休消化率が今年最も高かったのはスペイン、ブラジル、イギリス、シンガポール、台湾で100%。日本は消化率38%で前年に続いてワーストだった。有休支給日数が2011年度より増えたのは日本だけ(平均13日)だったが、未消化日数も増えたという。

 日本人の有休未消化の理由で最も多かったのは「経済的な余裕がない」、次いで「同僚から否定的な見方をされる」「家族等とスケジュールが合わない」「計画不足」「繰越しができない」。世界では、「家族等とスケジュールが合わない」が1位で、以下「繰越しができない」「経済的余裕がない」「繰越ができない」「消化しない場合、手当が支払われるから」となっている。

 また、休暇中も仕事のことを決して忘れないと回答した割合は、日本が最も高く、韓国、インド、台湾、アメリカが続く。休暇中に仕事のメールや電話を確認すると回答した割合はインドが最も高く、ブラジル、イタリア、メキシコ、フランスと続き、日本は7位だった。

関連キーワード

日本 | 休暇 | 同僚 | 調査


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る