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シャガールから草間彌生、初音ミクまで 森美術館で10周年記念「LOVE展」

ただでさえ天使のミクさんがシャガールと並んで森美術館の「LOVE展:アートにみる愛のかたち」に。

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 森美術館(東京・六本木ヒルズ)で4月26日から9月1日にかけて、「LOVE展:アートにみる愛のかたち」が開催される。愛をテーマにした展示で初音ミクも登場する。


日本初公開となるフリーダ・カーロの「私の祖父母、両親そして私(家系図)」 1936年 油彩、テンペラ、ジンク板 30.7×34.5 cm ニューヨーク近代美術館蔵 Gift of Allan Roos, M.D., and B. Mathieu Roos. Acc. n.:277.1987.a-c (c) 2012. Digital image, The Museum of Modern Art, New York/Scala, Florence

草間彌生「水玉強迫」 2004年 インスタレーション(ミクストメディア) 撮影:中野正貴 展示風景:「クサマトリックス草間彌生展」、森美術館

《初音ミク》Illustration by KEI (c) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

 開館10周年記念となる同展は、人類の根源的なテーマ「愛」の姿をアート作品を通して探る内容。森美術館は2003年の開館記念に、「幸福」をテーマにした展示会「ハピネス:アートにみる幸福への鍵」を開催しており、今回は幸福に続く普遍的なテーマの「愛」に注目する。

 20世紀の巨匠であり、「愛の画家」と呼ばれるマルク・シャガールから、「愛はとこしえ」というメッセージをうたい続ける草間彌生、VOCALOIDの歌姫・初音ミクまで、多様なアーティストの新作を含む約100点が集結する。展示は「愛ってなに?」「恋するふたり」「愛を失うとき」「家族と愛」「広がる愛」の5つのセクション構成。

 開催時間は午前10時から午後10時まで(火曜日は午後5時まで。入館締切は閉館時間の30分前)。入館料は一般1500円、学生1000円、子ども500円で、東京シティビューへの入館料も含まれる。


LOVE展:アートにみる愛のかたち 出展作家

愛ってなに?


ギムソンホック「ラブ」 2005年 ステンレス・スチール、自動車用塗料 205×85×200cm Photo: the Artist & Kunsthalle, Wien

恋するふたり


オーギュスト・ロダン「接吻」 1882-87年頃(原型)ブロンズ 87×51×55cm 国立西洋美術館蔵(松方コレクション) 撮影:上野則宏

愛を失うとき


岡本太郎「傷ましき腕」 1936/1949年 油彩、カンバス 111.8×162.2cm 川崎市岡本太郎美術館蔵

家族と愛


浅田政志「浅田家」 2005年 タイプCプリント

広がる愛


吉永マサユキ「ゴスロリ」 2006年 デジタル写真、インクジェット・プリント

シルパ・グプタ「わたしもあなたの空の下に生きている」 2011年 アクリル、LED 254×989.5cm 展示風景:「この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今」広島市現代美術館、2012年 撮影:中尾俊之

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