NHN Japan、「LINE株式会社（仮称）」に社名変更

会社分割計画が明らかに。

[ITmedia]

　NHN Japanは2月6日、自社が行うゲーム事業とWebサービス事業の会社分割を検討していると発表した。

　ゲーム事業は新設分割によって設立するHangame株式会社（仮称）が承継、NHN Japanが引き続きWebサービス事業を展開し今後はLINE株式会社（仮称）に商号変更する計画だと明らかにした。

　ゲーム事業を承継するHangame株式会社（仮称）では、ゲーム制作・運営組織を細分化し、スマートフォンやPC向けにゲームを提供。

　「LINE株式会社（仮称）」は、「LINE」はもちろんのこと、「NAVER」「livedoor」のWebサービス事業を承継する。「LINE」を機軸事業として、「国内外でのサービス展開・プラットフォーム展開の加速化を図っていく計画」とのこと。また、「LINE」の海外展開強化を目的に、子会社としてLINE PLUS Corporationを設立することも明らかにした。

　なお、Hangame株式会社（仮称）ならびにLINE株式会社（仮称）の代表は、引き続きNHN Japan代表取締役社長の森川亮氏が務める。

　NHN Japanは、2012年1月に「ハンゲーム」「NAVER」「livedoor」を運営する3社（NHN Japan・ネイバージャパン・ライブドア）を経営統合して誕生。今回の会社分割は、「事業環境の変化に柔軟かつ機動的に対応していく観点から検討している」とコメントしている。