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ロシア隕石落下、負傷者1200人に 被害半径は100キロメートル以上

直接の破片による負傷者はいなかったものの、落下・爆発の衝撃による建物破損などの被害が相次いだ。

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 2月14日午前、ロシア中部のチェリャビンスク州に隕石が落下した件で、負傷者数が1200人を超えたことが分かった。うち2人が重傷。地元の複数メディアが伝えている。

画像 YouTubeに投稿された落下映像

 今回落下した隕石は直径約15メートルと推定。被害は州都であるチェリャビンスク市でもっとも大きく、同市を中心として半径約100キロメートルの範囲に被害が及んだという。隕石の破片による直接の負傷者は確認されていないものの、落下・空中爆発時の衝撃や爆音で窓ガラスが割れる・建物が崩れるといったケースが相次いだ。

 隕石の落下によるここまで大規模な人的被害は世界的に見ても前例がないとのこと。隕石落下による被害としては、1980年にシベリア・ツングースカ地方に落下し、大爆発を引き起こしたとされる「ツングースカ大爆発」が有名だが、今回落下した隕石はそれに次ぐ大きさとみられている。

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