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「より経済的にピンチ」で「裏サンデー」がリニューアル 広告など導入

サーバ増強で維持費が増えるため、広告や作品公開の一部制限などを導入する。

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 小学館の無料漫画サイト「裏サンデー」が3月8日に一部リニューアルし、広告や作品公開の一部制限などの施策を導入する。


ユーザー訪問数が1日平均10万を突破。そのためサーバの負荷が増加

 リニューアルの理由は、ユーザー増に対応してサーバを増強するため。サーバ維持費など毎月の費用がこれまで以上にかかり、「より経済的にピンチ」になることから、収益を増やすためにバナー広告を掲載する。「読みやすいWEB漫画サイト」というコンセプトがあるため、できるだけ邪魔にならないようにするとしている。

 またアーカイブを貯め続けるとサーバを逼迫するため、公開する作品の話数をコミックスの発売前後で一部制限する。序盤部分は掲載を続けるが、コミックスに収録された分の公開を絞る。コミックス収録分以降から最新話は読むことができる。


切実なお願い

 春から連載作品も増え、大型企画も始まるという。「今後とも裏サンデーを楽しんでいただけるように運営・制作側も努力していきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!!」と読者に呼びかけている。

 裏サンデーは昨年4月にオープンし、完全無料・全話公開などのシステムが人気を集めたが、課金システムや広告モデルなどを導入していなかったため、赤字続きで「終了となる可能性」があるとして危機を訴えたこともあった。

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