advertisement
紙の書籍を素早く、簡単に発行できるWebサービス「MyISBN」が、デザインエッグよりリリースされた。原稿をアップロードするだけで、5分後には紙の書籍をAmazonで販売できる。現在のものはβ版で、出版にかかる初期費用4980円が、割引価格980円となっている。
書籍の発行は誰でも可能で、まずは無料ユーザー登録が必要。PDFファイルなどで原稿をアップロードし、入力フォームから本の情報を打ちこめば、5分程度でAmazonでの販売が開始される。入稿から出版まですべてが全自動で、書籍には図書館や一般流通に必要なISBN番号(国際標準図書番号)も付与される。
印刷は注文のたびにAmazonのプリント・オン・デマンドで行われるため、初期の印刷費用はゼロ。在庫を抱えるリスクもないなど、紙書籍を低コストかつ気軽に個人で販売することができる。注文から読者の手元に届くのは2日後となる。
本の表紙はカラー印刷できるが、本文は白黒印刷のみ。ページ数は24ページから827ページまでで、厚さによって背表紙を印刷することもできる。公式ブログでは実際に作った本を2冊紹介しているので、本のできあがりの参考にしてみてはいかがだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「日本タイトルだけ大賞2012」が開催 「イルカをボコる5つの理由」などノミネート
「ひつまぶしとスマホは、同じ原理でできている」「出世するキレ方」などタイトルだけで気になる作品がノミネートされている。 - 「ホビット」「指輪物語」に出てくる料理を作ろう レシピ本プロジェクト進行中
ビルボのポークパイが食べられる――「中つ国」料理のレシピを書籍とオンラインで提供するプロジェクトが実現に近づいている。 - 平野レミさんがTwitterでつぶやいた140字レシピが本に
あのハイテンションな平野レミさんのTwitterレシピが料理本に。 - 「いつやるか? 今でしょ!」がネット上で大流行 大量のコラも発生
いつはやるか? 今でしょ! - 若き日のジョブズ描いたWeb漫画「スティーブス」 続編企画がCAMPFIREで史上最速サクセス
漫画家・うめさんによるプロジェクト、わずか2時間で50万円を調達! - 「無料のサイトに本気のコンテンツは載らない」――インターネット雑誌「cakes」はWebを変えるか
週150円で読み放題。なぜメルマガとも、電子書籍とも違う「インターネット雑誌」という形を選んだのか。cakes代表・加藤貞顕氏の狙いとは。 - ネタじゃない!? 新刊「ゾンビ襲来」がすごい予感
「国際政治理論で、その日に備える」ってどういうこと? - ニコニコ静画で電子書籍を有料配信 “水増しなし”の3万冊、コミックは「日本最大級」
「僕は紙を買うのをやめる。ここになければ営業行って取ってきます」と担当者。 - 短期間で終了する電子書籍サービスも! 電子書籍サービスの盲点【デジ通】
楽天が電子書籍サービス「Raboo」の終了を発表した。約1年での終了となるが、Rabooで購入した書籍は端末が故障して使えなくなったら読めなくなる。 - 迷走止まらぬ楽天kobo まさかの「Wikipedia書籍化」で書籍数水増し?
日本語書籍がふえるよ。やったね!