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もはやカオスは予定調和か――「ニコニコ超会議号」に乗ってきましたニコニコ超会議2(1/2 ページ)

「ニコニコ超会議2」にあわせて、今年もブルトレ「ニコニコ超会議号」が運転された。大阪発上野行きの寝台特急では、昨年と同じく“カオスなイベント”が粛々と行われていた。

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今年も乗りました大阪発上野行き寝台列車

 はい。今年もやってきましたこのイベント。昨年と同様に、「ニコニコ超会議2」に合わせて、「24系ブルートレインで行く『ニコニコ超会議号』の旅」を実施。ニコニコ超会議2に合わせて、開催日前日の4月26日夜に大阪を出発し、翌27日に上野に着くという日程である。

 最近は“鉄ヲタ”としてすっかり有名になってしまったミュージシャンの向谷実さんとSUPER BELL"Zの車掌DJこと野月貴弘さんがこの列車に同乗。車内ではグッズが優先的に購入できるほか、「超鉄道エリア」で行われる「公開解体買い付けショー」の入場券も優先的にもらえるうえ、ニコニコ超会議2の入場券も付いてお値段は2万7800円からとお得感があるためか、発売1時間半でチケットはすべて売り切れたそうだ。

 さてこのニコニコ超会議号である。超会議号独自のヘッドマークを付けたEF81が走るということもあってか、昨年もホームには写真を撮ろうという“テツ”が多数おいでになったわけだが、今年もまあ、同じ感じでしたよ……。今年もまずは大阪駅11番ホームへの入線シーンからご覧いただきましょう。

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 黒山の人だかりである。実は当初、超会議号はわたしが撮影していた10番線に入線するはずだった。しかし、普通に新快速が走る9番線と10番線は同じホームを利用しているほか、午後7時9分に入線するなどラッシュアワーと重なるため、安全を考えて11番線に急きょ変更したものと思われる。

 列車はいわゆる“ブルートレイン”、青い車体の24系寝台列車だ。電源車となるカニ24のほか、寝台車5両の計6両で運転された。列車の順番はこんな感じ。全て「盛アオ」、青森車両センターに所属する客車だ。

EF81 108(ピンク)

カニ24 23

オハネフ24 8(白帯)

オハネ25 152(金帯)

オハネ24 20(白帯)

オハネ24 51(白帯)

オハネフ24 21(白帯)


 そして列車は午後7時19分、定時に出発した。発車してしばらくすると、恒例の“大名行列”、向谷さんと野月さんが各号車に行き、参加者との懇談会が始まる。

向谷さんも車掌姿でホームにお別れ
各号車を訪ねて参加者としばし懇談

 向谷さんの移動に合わせて、わたしも各号車を回ってみることにした。目的はもちろん、今年も展開されるであろう“カオスな車内”だ。昨年は超会議号仕様のNゲージが走った。さて今年はどうなっているのやら。

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