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Twitterで話題沸騰 カルピス×ビールの「ダブルカルチャード」はビールが苦手でもおいしく飲めた!ねとめし

カルピスの原液:ビールを1:5の割合で作る飲み物「ダブルカルチャード」が、Twitter上でものすごい勢いで拡散された。そんなにおいしいなら作らないと!ということで作ってみた。

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 懐かしい記憶を呼び起こす飲み物、カルピス。特に薄めて飲むタイプのものは、子どもの頃に飲んだきりという人も多いのでは。そこそこ大人になると「そういえばここ最近作ってないなぁ」って感覚、ありませんか? 

 そんなカルピスとビールを1:5の割合で混ぜて作る飲み物がウマすぎると、4月ごろからじわじわとTwitterを中心に話題になっていた。ちなみに発端となったツイートは、8400を超えるリツイート、12000を超えるお気に入りに登録されている(2013年5月25日現在)。


 この飲み物は「ダブルカルチャード」と呼ばれるらしい。カルピス社の公式サイトでも「『カルピス』とビールで作れる簡単ビアカクテル」としてレシピが紹介されているくらい、実は有名な飲み物のようだ。

 ネット上には「おいしそう」「やってみたい」という声が多く見られた。また、「ビールが苦手な人でもゴクゴク飲めてしまうのでは」「めっちゃおいしいじゃん!」など、試してみた人の声もある。

 でも、実際どんな味なのか? トゥギャッチ掲載のレシピを参考に、ダブルカルチャードを作ってみることにした。

画像 カルピス、ビール、レモン果汁を用意しよう

 材料はビール、カルピス(薄めるタイプのもの)、レモン果汁の3つのみ。なお、レモン果汁は話題のツイートの主が追加した材料らしく、正式には用意しなくてもいい。

 最初に、グラスへカルピスの原液を注ぐ。この乳白色を見ていると、幼いころに戻った気分になる。そこへビールを注ぎ入れ、一瞬で大人の飲み物に変身させる。小気味良く泡立った上へ、仕上げにレモン果汁を2〜3回ふって、軽く混ぜれば完成だ。見た目はビールそのものにしか見えないが……。

画像 グラスにカルピスを注ぐ

画像 ビールを少しずつ注ぎ入れる

画像 泡をふわっとさせるとキレイ

画像 最後にレモン果汁を入れる

画像 1分で完成

 実は筆者、アルコールのなかでは唯一、ビールを苦手としている。「苦いだけでおいしくないから」というありえないくらいお子ちゃまな理由で、みずから進んでビールを飲むことはまずない。

 本当にウワサどおりおいしいのか? しかし、カルピスは単体だと、間違いなくウマい。おいしいものを混ぜれば化学反応が起きて、ビール(筆者にとってはおいしくない飲料)もウマいものへと変化するはずだ、と予想してぐいっと飲んでみた。

画像 見た目はビールだけど味は……

 これがビールなの? びっくりするくらい飲みやすくなっている。カルピスのやさしい甘さが、ビールの苦味をマイルドに変えているようだ。そして、カルピス独特のとろみのせいか、のどごしがまろやかで、とてもクリーミーな舌触りに。わずかな酸味も感じられ、さっぱりしていてなかなかおいしい。

 そして、れっきとしたアルコールを飲んでいるというのに、あまり顔もほてらない。ビールではないみたいだと錯覚してしまう。そうしてビール嫌いなはずの筆者は、2杯目に手を伸ばしてしまったのだった……。

 缶ビールが1本あれば、ダブルカルチャードを3杯ほど作れる。しかし、ひとりで3杯も飲んでいると、摂取カロリーがひどいことになる。カルピスが48kcal/100ml、そしてビールは……と冷静に計算してみてほしい。くれぐれも飲み過ぎには気をつけたいもの。

 しかし、筆者のようにビールが苦手な人間でも、甘いお酒が欲しいときには、材料を買って作ってしまいそうな魅惑の味だった。ほどよい甘さがアラサーの大人にはちょうどよく、デザート代わりの飲み物にもなるだろう。かなり簡単なので、ぜひ一度試しに作ってみてはいかがだろうか。

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