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京都市と京都国際マンガミュージアムが、漫画家の卵を育成・支援する「京都版トキワ荘事業」を開始し、入居者の募集を始めました。まず募集が始まったのは男性向け物件で、定員は5人。9月からは女性向け物件の募集も始まります。
トキワ荘とは、かつて手塚治虫を筆頭に多くの漫画家が入居した、東京都豊島区の木造アパートです。アパート自体はなくなってしまいましたが、漫画に燃える若者たちがそこで寝食を共にし、日本を代表する漫画家が巣立ったことは今も語り継がれています。
そんな漫画家の活動・生活拠点を現代の京都に作ろうというのが今回のプロジェクト。東京で漫画家志望者向けシェアハウス事業「トキワ荘プロジェクト」を展開しているNPO法人NEWVERYが運営を担当します。入居者のメリットとしては、入居者同士の交流はもちろん、京都国際マンガミュージアムによる支援、漫画家や出版社との勉強会、仕事のあっ旋、フェアやイベント等でのPR機会、そしてシェアハウスによる経済的負担の軽減が挙げられています。
ちなみに、家賃は6畳間の場合、水道光熱費インターネット接続料込みで4万8000円。入寮金3万円が初回にかかりますが、敷金礼金はなしで更新料も不要。家電一式は共用設備として最初から用意されています。物件はいかにも京都らしい京町家で、内装もなかなか味わい深いです。本気で検討したい方は、こちらの専用ページで募集要項などに目を通してみてはいかがでしょうか。
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