advertisement
10万年後の人類はいったいどんな姿をしているのか――アーティストと科学者による予想がなかなか不気味です。
アーティストのNikolay Lamm氏と、ワシントン大学の計算ゲノム学者Alan Kwan氏が予想する未来の人類は、漫画やアニメのキャラのように目が大きな顔になっています。
両氏は、人類が遺伝子工学によって、ニーズに応じて生態や進化を操る未来を想像しています。このころの人類はコミュニケーション機能付きのコンタクトレンズや埋め込み型の小型の骨伝導デバイスを活用しているだろう、とも。
未来の人類は脳が大きくなって額がやや広くなっています。宇宙コロニーへの移住の結果、太陽や地球から遠くて暗いコロニーの環境に対応して目が大きくなり、有害な紫外線のダメージを軽減するために肌の色素も濃くなります。無重力・低重力状態では視覚で上下を判断しづらいため、視覚の混乱を和らげるためにまぶたが厚くなったり、眉弓(目の上)が張り出すともKwan氏は説明しています。
結果、10万年後の人類の顔はくっきりした輪郭にまっすぐな鼻、大きな目、左右対称のパーツ配置と、人間が魅力的と思う特徴に偏ることに。宇宙線から目を守るために、半月ヒダ(退化した瞬膜(鳥などが持つ第3のまぶた)の名残)が再び機能するようになるとの予測も述べています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- アニメキャラが現実世界に出てきたらこうなる? ウクライナのアニメ顔少女がすごい
ギャルも真っ青のデカ目メイクでアニメキャラになりきっている少女。2次元キャラが3次元に現れるとこうなるのでしょうか。 - シッポもぜひ実用化してほしい:「脳波で会話」が当たり前になる?――「脳波で動くネコミミ」仕掛け人が語る、脳波デバイスの未来
日本人がまたよく分からないものを作ったぞ――。YouTubeに投稿された「脳波で動くネコミミ」の動画に、世界中のメディアが注目した。一体どんな人が作ったのか? - 未来っぽいぞ! 地面の凹凸が一目瞭然な「格子状自転車ライト」
今すぐにでも欲しい! - 未来のサイバー執事? 人間の行動を先読みして反応するロボット
冷蔵庫を開けようとしたら、さっとロボットが開けてくれる――そんな日がやってくるかもしれません。 - これは未来の痛ホイールだ! LEDライトで自転車を8ビットカラーモニターに変える「Monkey Light Pro」
ホイールに光る俺の嫁!