advertisement
あるトルコ人芸術家による、トルコの紙の伝統装飾美術「エブル」の制作風景がほれぼれする美しさです。巧みにカラフルなマーブル模様を織りなしていく、そのひとつひとつの動きから目が離せません。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
エブルは水面に液体染料を垂らし、棒状のもので表面をなぞってマーブル模様を作り出して、その模様を紙に写す手法。英語ではペーパーマーブリングと呼ばれ、墨に油を垂らして模様を描く日本の「墨流し」と似ています。
水面に垂らした色とりどりの染料にさっとクシを走らせるとたちまち違う模様に。その瞬間も1つのアートと言っていい見事さ。制作の様子も、数々のテクニックを駆使した末に完成したエブルも、絵画にはない魅力があって必見です。
制作したのは夫婦のエブルアーティスト「Seyit UYGUR」で、動画は息子で映像作家Oguz Uygurさんが撮影しました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- iPadに指先で描いた「真珠の耳飾りの少女」が見事
iPadアーティストによる名画の模写が素晴らしい。 - 光って咲くメタルの花が幻想的な美しさ
まるでSF作品に登場しそう。 - ダンボールで作った松本城が立派すぎる これが野生のデアゴスティーニか……!
製作期間は6カ月。見事な出来です。 - リアルペーパークラフトと折り紙が進化しすぎててヤバイ
オリジナル作品を持ち寄るアートイベント「デザインフェスタ」で、リアルペーパークラフト、折り紙がすごいことになっていました。 - 伝統工芸品×ハイテク技術で作る、のたうつ「宇宙クラゲ」ロボ
「宇宙クラゲ」ロボは、クラゲがのたうっている雰囲気を芸術的な感性で表現することで宇宙で泳ぐクラゲをイメージした。原型は薩摩焼というセラミックの陶磁器。