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虐待を受けた子ども視点の歌詞が賛否両論 有線で放送見送りにもなった楽曲「ママ」が物議

「聴いてくれた方が『本当の愛』と向き合ってくれれば、『気づき』の曲になってくれれば、嬉しい」と制作側はコメントしている。

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 10月2日に発売したシンガーソングライター・文月メイ(@fumitsuki_mei)さんのメジャーデビューシングル「ママ」が、虐待を受けた子ども視点の歌詞で議論を呼んでいる。

画像 文月メイさんのプロフィールページ

 歌詞は、虐待を受けて亡くなってしまった子どもが天国から母親へ見守っているよと語りかけるもの。母親を助けられなかったことや、母親をこの世へ残したことへの謝罪の言葉が書かれている。その衝撃的な内容に、有線は予定していた9月からの放送を見送ったと報じられている

 YouTubeの公式ミュージックビデオの説明文には「聴いてくれた方が『本当の愛』と向き合ってくれれば、『気づき』の曲になってくれれば、嬉しい」とある。コメント欄は賛否両論。Twitterなどのソーシャルメディアにもさまざまな意見が書き込まれている。

 「涙が出てきた」「たくさんの人に聴いてほしい」といった肯定的な声もあれば、虐待されて死んだ子供が親を天国から見守っているという部分に対して、「殺した人間の傲慢な解釈」「(虐待する親に)都合のいい歌詞」といった批判もある。有線で配信見送りになったことについて「どこがいけないのか」という疑問の声も上がっていた。

 歌詞はこちらで見られる。みなさんはどう感じただろうか。

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