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飯テロ写真は見過ぎると逆の効果? 食べてもないのに食べ飽きる現象

ダイエットに利用できるかも?

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 ソーシャルメディアに投下されるおいしそうなご飯の写真――「飯テロ」とも言われ、空腹感を刺激する悪質な行為とされますが、飯テロ写真を見過ぎると逆の効果が起きるようです。

 米ブリガムヤング大学の研究によると、食べ物の写真をあまりにたくさん見ると、その食べ物を食べていなくても食べ飽きてしまうそう。同校で約230人を対象に実験を行い、参加者の半分にはケーキやチョコなど甘い食べ物の写真、もう半分にはポテトチップスやフライドポテトなど塩気のある食べ物の写真60枚を見せ、どのくらい食欲をそそるかを評価してもらいました。

 その後で参加者にピーナツを食べてもらい、おいしく食べられたか評価してもらったところ、塩気のある食べ物の写真を見た参加者のほうが評価が低いという結果に。実験ではピーナツの写真は見ていないのにもかかわらずです。塩気のある食べ物に対する感覚が満たされ、食べてもないのに食べ飽きてしまったと研究者は考えています。

 「食事を楽しみたいなら、食べ物の写真をたくさん見過ぎないようにすることだ」と研究に携わったJeff Larson教授。彼自身、実験でスイーツの写真をたくさん見て、少し胸がムカムカしたそうです。逆にこれをダイエットに活用できそうですが、この現象は写真をたくさん見たときに起きるもので、2〜3枚くらいでは効果はないそうです。

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