ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

ほこ×たて「余りに酷い」「全くの作り物」 出演者が怒りの告発、スナイパーVSラジコンで

10月20日放送「スナイパー軍団 VS ラジコン軍団」が問題に。ラジコン勝負は行われていなかった!?

PC用表示 関連情報
advertisement

 10月20日に放送された「ほこ×たて」(フジテレビ)で、事実と異なる“偽造編集”が行われていたと、出演者が自社のサイトで告発し大きな話題となっています。サイトは現在、非公開になっているもよう。


 告発したのは、10月20日放送の「スナイパー軍団 VS ラジコン軍団」に出演していた、模型メーカー・ヨコモの広坂正美さん。対決では「絶対に標的を狙い撃つスナイパー」と「絶対に捕まらないラジコン」が、ラジコンボート、ラジコンヘリ、ラジコンカーの3種目でそれぞれ戦い、広坂さんもラジコン軍団側として出演していました。しかし「偽造された編集内容が余りにも酷かった」ため、視聴者に事実を知ってもらうためにこのエントリを書いたとのこと。


 特に広坂さんが問題視しているのが、2回戦目で行われた「スナイパー VS ラジコンカー」の対決。放送では男性スナイパーのクリスさんが、残り時間1秒というところで見事ラジコンカーを射抜いて勝利を収めましたが、実際にはそのような対決は行われていなかったそう。実際に対戦したのは、クリスさんとは別の女性スナイパーであり、しかも対戦はスナイパー側の反則により中止になっていたとのこと。放送された映像は、それまでに撮影されたものを繋ぎ合わせて作ったものだと主張しています。

 広坂さんは他にも、「3本勝負だったが、展開を盛り上げるために勝負の順番を入れ替えて放送していた」「最初の1分はラジコンに当ててはいけないなど、視聴者に知らせていない暗黙のルールがあった」「過去に行われた“ラジコン VS 鷹”、“ラジコン VS 猿”対決でも不本意な演出があった」などの問題点を指摘。放送直前、広坂さんは制作会社より編集内容を知らされていましたが、あまりにも事実を曲げた作りとなっていたため、「この内容で放送された際には事実を発表する」とあらかじめ担当者に伝えていたそうです。

 記事についてヨコモ側に問い合わせたところ、広坂さん本人は出張のため現在連絡が取れず、内容についてのコメントは差し控えたいとのこと。また記事の反響があまりにも大きいことに驚いており、サイトが見られなくなるなど業務にも支障が現れていることから、記事については一旦取り下げるかもしれないとのことでした。フジテレビ側には現在、広報に事実関係を問い合わせ中。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る