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盤上に天文学的な数の指し手が存在する将棋。すでに十分過ぎるほど難解なこのゲームを、さらに難解にさせた「量子将棋」が話題になっています。
このルールは、初期配置の段階ですべての駒にすべての駒である可能性があり、動かすことによって駒の種類が確定していくというもの。例えば斜めに2マス以上動ける駒は角だけなので、そう動かした段階で初めて盤上に確定した角が現れることになります。一方、前に1マス進んだだけだと、その駒は歩・飛車・香車・金・銀・玉の全ての可能性があるということになります。
「王将を取られたら負け」というルールはそのままですが、ゲームが進むまでどの駒が王将になるかが分からないため、王将が確定したと思ったらすでに相手から王手がかかっていたなんてことも。Twitterでは可能性が無限大すぎる量子将棋に翻弄される声が多数。自信のある方は是非チャレンジしてみてください。
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