マンガ「寄生獣」(岩明均作・講談社)の実写映画化が決まった。2部作として2014年12月にPART1、2015年にPART2が東宝系で公開される。
監督・VFXは「ALWAYS三丁目の夕日」「永遠の0」の山崎貴さん、脚本は「探偵はBARにいる」シリーズ、ドラマ「リーガル・ハイ」の古沢良太さん。主人公・泉新一は染谷将太さん、田宮良子は深津絵里さん、村野里美役は橋本愛さんが演じる。
寄生獣は1990年から「月刊アフタヌーン」で連載され、累計1100万部を販売した。ハリウッドのプロダクションが原作権を獲得していたが、今年その契約が切れ、日本での映画化が可能となった。テレビアニメプロジェクトも始動する。
山崎貴監督コメント
「寄生獣」は連載当初から、いつか実写で見てみたいと思っていた漫画でした。それを自分たちのチームが手がけることが出来ることになって、興奮と恐れと喜びで大変な状態になっています。
原作は発表時から何年も経った今も全くその輝きを失っていません。
それどころか東日本大震災を経た今だからこそ、さらに深みを増しているとさえ言えると思います。この作品を通して、自然は、時代は、僕らにどう生きろと語りかけてきているのかをもう一度見つめ直してみたいと思っています。
そして、この物語をしっかりと地に足をついた作品にするために、キャストは役に憑依できる人達に集まってもらいました。かなり実力主義というか本物感のあるキャスティングだとおもいます。このメンバーが物語を紡ぎ出すとき、どんな化学変化が起こるか……今から楽しみでなりません。
原作者・岩明均さんコメント
漫画原稿「寄生獣」は、ほとんどを1人で手がけた創作物ですが、対し映画は多くの人の知恵と技の結集。「まったく別の生命」として、その誕生を楽しみにしています。
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