テレ東が双方向番組「MISSION 001〜みんなでスペースインベーダー〜」 民放各局がスマートテレビの実証実験

テレビ東京は「テレビを使ってみんなで一緒にゲームをする」というコンセプトの番組、フジテレビは「人狼」を放送する。

[ねとらぼ]

　民放各局は、スマートテレビの実証実験「Hybridcast 2014」を2014年1月〜3月に行うと発表した。テレビ放送と通信を連携させるハイブリットキャスト技術を使って、さまざまなWeb連動番組を放送する。

　テレビ東京は1月3日午後11時30分から「MISSION 001〜みんなでスペースインベーダー〜」を生放送する。「テレビを使ってみんなで一緒にゲームをする」というコンセプトで、「スペースインベーダー」をモチーフにする。番組は「ドラマ部分」と「ゲーム部分」で構成され、視聴者はスマートフォンやタブレット、PCを使って「ゲーム部分」に参加可能だ。ゲームへの参加者数や全国の順位などを、番組放送中にリアルタイムで紹介する。

　テレビ朝日は2月下旬にアニメ「クレヨンしんちゃん」と連動したゲームを提供する。視聴時間の長さに応じて「しんちゃん」ができるアクションが増えるという。また、現在データ放送で実施中のゲーム企画「東西南北あっちむいてホイ！」もハイブリッドキャスト版を用意する。地域情報、天気情報などのハイブリッドキャスト版も提供する。

　フジテレビは3月上旬に、芸能人が心理トークバトルゲーム「人狼」をプレイする「人狼〜嘘つきは誰だ？〜　village05」（関東ローカル）を放送する。視聴者の追放者予想をリアルタイムで表示したり、出演者や視聴者のツイートをテレビ画面に表示したりする。

　TBSは1月15〜16日に放送予定の「第22回全日本高校女子サッカー選手権大会」内で実証実験を行う。このほか日本テレビ、北海道テレビも実験に参加する。