ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

PC DEPOT、バイドゥのIMEに関するPC、タブレットの無料点検を開始

バイドゥのIMEが入力内容を外部に送信しているという報道を受け、PC DEPOTがPCやタブレットの無料点検サービスをスタート。

PC用表示 関連情報
advertisement

 PC関連ストア「PC DEPOT」を運営するピーシーデポコーポレーションは、バイドゥ(百度)が提供する日本語変換ソフトが入力した文字情報などを無断で外部に送信しているという報道を受け、PCやタブレットの店頭無料点検を開始しました。他店の商品でも対応します。

 セキュリティ会社のネットエージェントが12月26日、バイドゥが提供するWindows向け日本語変換ソフト「Baidu IME」やAndroid向け日本語変換ソフト「Simeji」が入力した文字情報などを断りなく自社サーバーに送信していると指摘しました。バイドゥは「Simeji」についてはバグにより入力内容が送信されている状態だったことを認め、修正版をリリースしています。

 ピーシーデポは、バイドゥの該当ソフトが一部の製品に出荷時から組み込まれているケースを確認。「無料のワープロや表計算ソフト等の中に組み込まれているケースもあり、認識せずにこれらのソフトが導入されている可能性もある」と指摘しています。正確な安全情報が得られるまでは無自覚に利用するのは危険との考えから、該当ソフトの利用状況を確認する点検を行います。

 無料点検を実施する店舗は、全国のPC DEPOT、ピーシーデポスマートライフ全66店、ならびにパソコンクリニック全57店。また、今後同社で販売する製品については、「必要に応じ可能な対策を講じてお渡しします」としています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る