advertisement
2013年7月31日に終了した、ソーシャルゲーム「星宝転生ジュエルセイバー」が、公式サイトでちょっと面白いことを始めました。なんと、ゲーム内の全コンテンツ(キャラクターのイラストやセリフ、物語など)を公開し、さらに一部コンテンツについては二次利用も無償開放していくという「全コンテンツオープン化」を宣言しています。
ソーシャルゲームはその性質上、運営が終了するともう二度と遊ぶことができなくなってしまいます。「ジュエルセイバー」はキャラクターのイラストや物語などを重視したゲームでしたが、今ではもう、それらのコンテンツをゲーム内で見ることはできません。それまで有料でサービスしていたコンテンツを無料で公開するというのはなかなか大胆な試みですが、サービス終了後も「コンテンツを残してほしい」というユーザーの声や、「自分たちの実績としてコンテンツを残したい」「関わってくれたクリエイターの助力に報いたい」といった運営側の思いから、今回の「オープン化」に至ったとのこと。
サイトでは現在、ゲーム中で使われていたキャラクターのイラストやセリフ(未公開キャラクターのイラストも!)、ゲームのシナリオなどを無料公開中。二次利用についてのガイドラインは2014年1月にあらためて告知するとしており、現在はカレンダーやTシャツ、マグカップといったコンテンツの「二次利用イメージ」が公開されています。
Copyright(c) 2005-2013 BRILLIANTSERVICE CO.,LTD. All Right Reserved.
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 日々是遊戯:Mobage「ほんとうにあった怖い話」が開始1カ月でサービス終了決定 モバクソゲー史に新たなページを刻む
世間はお盆ですしね……。 - 「まだ招待特典届いてない」「贈り物が消滅」――「美少女競泳メドレーバトルの思い出」がじわじわくる
ソーシャルゲーム界に彗星のように現れ、そしてまたたく間に消えていった(まだ消えてない)「美少女競泳メドレーバトル」。その思い出を振り返るハッシュタグが盛り上がっています。 - ソーシャルゲーム 課金ユーザーの6割が「反省・後悔」
何事も自制心をもってほどほどに……。 - パズドラ6月30日でサービス終了? デマ拡散に運営が警告「悪質な行為」「そのような事実は一切ございません」
場合によっては法的な対応を行うこともあり「絶対におやめください!」とのこと。 - 全モバゲー民が震撼した「美少女競泳メドレーバトル」 惜しまれつつもサービス終了へ
「哲学的な面白さを有する新感覚ゲー」など話題にはなったものの……。 - マヤ暦「2012年12月21日をもちましてサービスを終了させて頂く運びとなりました」
「人類滅亡となりましても、弊社は一切責任を負いかねます」とのこと。