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道後温泉のホテルに草間彌生ルーム誕生 ベッドも壁も床の間も水玉びっしり

ホテルのロビー一角にも「水玉カフェ」がオープン。

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 道後温泉のホテル「四国道後温泉 宝荘ホテル」(愛媛県)が、アーティスト・草間彌生さんの世界観を演出した客室を1室限定、2015年1月12日までの期間限定でオープンした。道後温泉エリアで作品を展開するアートフェスティバル「道後オンセナート2014」のプログラムの一環だ。


画像 草間ワールド全開、水玉づくしの部屋でゆっくりしよう

 プログラムは「HOTEL HORIZONTAL」という、道後地区のホテルや旅館10カ所で“泊まれる作品”を演出するというもの。各部屋ごとに担当アーティストが異なり、宝荘ホテルの部屋は作品名「わが魂の記憶。そしてさまざまな幸福を求めて」として草間さんが担当した。


画像 ベッドもクッションも水玉。天井からは球体が吊り下げられている

 客室には3つの異なる空間に、草間さんの往年の作品から新作までを配置した。洋室のベッドルームでは、作品「ナルシスガーデン」として天井から球体が吊り下げられ、球体に写り込んだ自分と向き合う特別な時間が過ごせる。ベッドカバーやクッション、カーテンはオリジナルファブリックで、すべて赤地に白い水玉模様だ。和室は黄色と黒色の水玉とスイカの模様で埋めつくされ、床の間には半球体のスイカが大きくいっぱいに展示。広縁には作品「I'm Here, but Nothing」が設置され、紫色の空間に点在した小さな水玉たちが幻想的に光る。


画像 和室は黄色と黒色の水玉&スイカ模様でいっぱい

画像 広縁は水玉が光る幻想的な空間に。おれの知ってる広縁じゃない

 宿泊料は1室が1泊7万8000円(年末年始は別料金)で、同時に4人まで利用することができる。また午前11時から午後3時まで一般見学も可能で、3カ月先までの見学予約を電話で受け付け中。見学時間は1回15分、料金は草間さんのオリジナルバッジつきで1人1000円。

 また、1階ロビーの一角では水玉カフェもオープンしている。草間カップでお茶を楽しめ、限定メニューも登場。草間グッズなどが買える「草間彌生オリジナル自動販売機」も設置されている。各詳細や宿泊予約はホテル公式サイト(四国道後温泉 宝荘ホテル)で。


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