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アカデミー賞に日本のアニメ2作品がノミネート! 「風立ちぬ」と「九十九」

宮粼駿監督の「風立ちぬ」が長編アニメ部門、森田修平監督の「九十九」が短編アニメ部門にノミネートされました。

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 第86回アカデミー賞のノミネート作品が発表され、宮粼駿監督の「風立ちぬ」が長編アニメ部門で、森田修平監督の「九十九」が短編アニメ部門でノミネートを果たしました。

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「風立ちぬ」

 宮崎監督は、2003年に「千と千尋の神隠し」で同賞を受賞しています。ノミネートは2006年の「ハウルの動く城」を含め、今回で3度目です。ノミネート作品の発表を受け、宮崎監督は「私の引退作品『風立ちぬ』が、アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされたことを大変光栄に思います。海外でこのような評価をいただけるのは、この作品に携わったスタッフ全員にとって非常に名誉なことです。ノミネートしてくださったアカデミー会員の方々と、成功に導いてくれた全ての人達に心から感謝します。アメリカの多くの人達がこの作品を見てくだされば嬉しいです」とコメントを発表しています。

 森田修平監督は、YAMATOWORKS制作の「カクレンボ」や、大友克洋監督や日清食品とのコラボで制作されたアニメ「FREEDOM」の監督などを務めたクリエイターです。今回のノミネート作品「九十九」は、大友監督を中心に制作されたオムニバス映画「SHORT PEACE」の一編として2013年7月に公開されました。18世紀の日本を舞台に、モノに宿るモノノケたちと、モノを丁寧に直すことで怨念を秘めたモノノケたちを慰める男を描いています。

「九十九」の15秒PV

 授賞式は日本時間3月3日(現地時間2日)に米ロサンゼルスで行われる予定となっています。オスカー像の行方に注目です。

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