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山形新幹線に紫色の「つばさ」 足湯やお座敷のある新幹線「とれいゆ」も
新デザインのつばさは山形県の県鳥「おしどり」や県花「紅花」がモチーフ。「乗ること自体が目的となる列車」として、新列車「とれいゆ」も導入する。
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JR東日本は3月4日、山形新幹線の「つばさ」新デザインと、新列車「とれいゆ」を発表した。
新デザインのつばさは4月下旬ごろから運用の予定。先端と上部の紫色は、山形県の県鳥「おしどり」がモチーフとなっている。帯は県花「紅花」の生花の鮮やかな黄色を基調に、染料に加工されるにつれ赤色へ変化していく「紅花」の色の移ろいを先頭部に向けてのグラデーションで表した。
新たな車両シンボルマークには、山形の四季をあらわす4つのデザインを順番に配した。東京寄りの片面には春を表す「桜」と「ふきのとう」、もう片面に夏を表す「紅花」と「サクランボ」、山形寄りの片面には秋を表す「稲穂」と「りんご」、もう片面に冬を表す「蔵王の樹氷」を並べた。
新列車「とれいゆ」は「乗ること自体が目的となる列車」。車両はE3系を改造し、列車内には畳座席や足湯、お座敷、バーカウンターなどを設ける。外観は山形の主峰「月山」をモチーフに、グリーンを基調とし、先頭には最上川のブルーを配した。「食」「温泉」「歴史・文化」「自然」を温泉街のように散策しながら列車の旅を楽しんでもらうというデザインコンセプトがテーマ。
7月以降に山形エリア(福島〜新庄間)を中心とした山形新幹線区間で営業運転を開始する予定。名称は列車のトレインとフランス語で太陽を意味する「ソレイユ」から来ている。
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