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講談社のコミック誌「ITAN」電子化 紙の発売日と同時に配信

破格の分厚さを誇ってきた「ITAN」だが、電子化で収納場所に困らなくなる。

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 講談社は4月7日から、隔月刊コミック誌「ITAN」の電子版配信を開始する。紙の発売日と同時配信で、偶数月7日に各電子書店で発売する。バックナンバーの購入も可能。


ITAN19号

 ITANは2010年に創刊されたコミック誌。“世界のはじっこを描き出す”がコンセプトで、連載作品には、「昭和元禄落語心中」「テンペスト」などがある。講談社は「コミックスタイプのアンソロジー形式の雑誌としては破格の分厚さを誇ってきた」「もう収納場所に困りません」と説明している。


「昭和元禄落語心中」雲田はるこ(左) 「千年万年りんごの子」田中相(右)

 配信開始号となる19号には、大友克洋さん(AKIRA)と田中相さん(千年万年りんごの子)のスペシャル対談を収録。世界を相手に漫画を描く高い志をぶつけ合う内容は必見という。また、最新号発売に合わせてITAN18号の無料版スペシャルエディション(全466ページ)も同時配信する。

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