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@wikiでユーザー情報流出 一部サーバで改ざんも

ユーザー名やパスワードが流出し、一部ではリダイレクトするスクリプトが設置されるなどの改ざんも確認された。

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 ホームページレンタルサービス@wikiで、ユーザー情報が流出したことを運営元のアットフリークスが報告した。一部のサーバでは改ざんも確認されている。

 流出したのはユーザー名、パスワード、メールアドレス、登録時のIPで、登録中のユーザー全員に影響する。クレジット番号、住所、氏名は登録されていないため流出はない。@wikiでは緊急的措置として全ユーザーのパスワードを強制的にリセットし、ユーザーにパスワードの変更を求めている。また、ほかのサービスにも同じパスワードを使い回している場合は、そちらも変更することを進めている。

 一部のサーバのwikiでは改ざんも確認された。同社ではリダイレクトするスクリプトが設置されたこと、パスワード再発行ページで改ざんが行われたことを確認している。改ざんを把握できたページについては対応を完了しているという。

 またネットではJavascriptが改ざんがされたり、ウイルスが仕込まれたとも言われているが、同社の調査では現時点では確認されていないとしている。また一部のサイトには、@wikiにアクセスするとopen2chへ攻撃するという記述があったが、open2chに確認したところ@wiki経由で攻撃はないとの回答があった。同社は今後の対応について、警察と相談の上で進めるとしている。

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