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マレーシアで「ウルトラマン」マンガ発行禁止に 円谷プロ「正規に許諾した出版物ではない」
マレーシアで発禁になったとして話題になったウルトラマンのマンガは、海賊版だった。
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日本のヒーロー「ウルトラマン」を題材にしたマンガの発行をマレーシア政府が禁止にしたと報じられた件について、円谷プロダクションはそのマンガが正規に許諾した内容・出版物ではなかったと発表した。
報道によれば、禁止になったのは、マレーシアの地元出版社が発行したマレー語版「ウルトラマン ザ・ウルトラパワー」。マレーシア内務省は3月7日に発行禁止を通達した。理由は、同書において「ウルトラマンがイスラム教の神・アラーのように尊敬されている」といった描写があり、イスラム教徒の青少年を混乱させて信仰を損なうというもの。
ウルトラマンシリーズを制作している円谷プロは公式サイトで、発行禁止がニュースになった7日の時点で、内容について正規に許諾したものではないと発表した。マレーシアではこの処分が行き過ぎた検閲行為を象徴するものだとし、ネット上で政府に疑問の声が上がっている。
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