つい先日、プロ棋士とコンピュータが競う将棋棋戦「電王戦」にデンソーのロボット「電王手くん」が出場することが話題になりましたが、今度は、プロ卓球選手と激しいバトルを繰り広げるロボットの動画が注目を集めています。
動画を投稿したのはドイツの産業ロボットメーカー、KUKA Robotics。動画の内容は、同社のロボット「KR AGILUS」と、元世界ランキング1位で現在もランキング上位で活躍するドイツ卓球界のスター、ティモ・ボル選手が卓球でバトルするというものです。
動画冒頭では、ボールをラケット上で自在に転がすボル選手と同じパフォーマンスをロボットが披露。早くもコートに緊張感が走ります。試合が始まると、ボル選手の鋭いサーブをKR AGILUSが次々と打ち返し、接戦を繰り広げます。勝負の行方は、ぜひ動画でご確認ください。
メイキングビデオを見ると分かるように、この動画はあくまでプロモーション用にさまざまな演出が施された動画であり、ボル選手とロボットのリアルな勝負を記録したビデオではありません。マジメに見ていると「どういう仕組みでボールを打ち返しているのか」といった疑問が出てくるわけなのですが、その辺はイメージビデオとして割り切って鑑賞するのがよさそうです。
しかし、こちらの動画のように、ロボットアームを使った卓球マシーンを実際に作った人も登場し、話題を呼んでいます。
カメラとレールを自走できるロボットアームの組み合わせで作られたこの卓球マシーンは、さまざまな方向に飛んでくるボールを見事に打ち返しています。さすがにティモ・ボル選手にはまだ勝てなそうな雰囲気ですが、こんなロボットがもし卓球場にいたら、ちょっと対戦してみたくなりそうです。
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