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化粧品メーカーの資生堂が、同社が100年近く伝承している独自の書体「資生堂書体」を動画で紹介していました。同社の美意識が込められた書体であり、長年、同社のデザイナーが手書きで伝承しているらしいです。
資生堂書体は、1916年の意匠部(現在の宣伝・デザイン部)設立とともに「資生堂の美学と精神性を表現する」書体として誕生し、資生堂のポスターやパッケージを長らく彩ってきました。現在でも、同社に入社した新人デザイナーは1年かけてこの書体を体得するんだとか。
動画では書体の紹介とともに、鉛筆や墨を使って手書きで書体を仕上げていく様子を撮影。女性のしなやかさを思い起こさせる伸びやかな曲線と、キリッとした雰囲気の直線やエッジが相まって、エレガントな文字が浮かび上がってきます。
動画を見ていると「こんな書体が自分も書けたらいいのにな!」とか思ってしまうのですが、やっぱりその極意は門外不出なんでしょうか? 知りたいです!
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