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車のボンネットがスケスケになって下の道路が見える「Transparent Hood」技術をLand Roverが開発しました。
もちろん本当に透明になるわけではなく、車の前に取り付けたカメラで撮影した路面の映像を、フロントガラス下部に組み込んだディスプレイに投影するというもの。これによりボンネットが透けているように見えるわけです。この技術は米ニューヨークで4月16日から開催の「New York International Auto Show」で展示されます。
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Transparent Hoodがあれば、普段は見えない障害物が見え、急な坂を上るときや狭い場所で方向転換するときに車の前の地形や前輪の角度・位置を確認できるとLand Roverは説明しています。
日本ではすでに後部座席が透明になる「透明プリウス」も誕生しています。2つの技術を合わせれば前も後ろもスケスケな車ができそうです。
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