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福島原発事故で造酒中断の地酒「白富士」 アメリカで復活目指しクラウドファンディングで資金調達中

日本で再開できないため、米シアトルで300年の伝統の味を復活させようと資金を募集しています。

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 福島第一原発事故で造酒が中断されている福島県双葉町の伝統の地酒「白冨士」を復活させようと、酒蔵がクラウドファンディングサイト「ShootingStar」で資金を募集しています。

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 「白冨士」は、双葉町で300年以上続く酒蔵・冨沢酒造店が、阿武隈山地の伏流水を使い、全工程を手作業で仕込んできた日本酒。米の甘みが感じられるとして長年人々に愛されてきました。しかし2011年3月に数キロ先の福島第一原発で事故が起きてからは、酒蔵からの避難を余儀なくされ造酒できない状況にあります。

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 「白冨士酵母」を助けることはできたため、現在米シアトルでの酒蔵建造を計画中。日本に新天地を求めたものの免許と酒税法の関係で新たに再開するのが難しく、アルコールの免許が出るアメリカで再開することを決意しました。またシアトルは地理的にも気候的にも東北によく似ているそうなのです。

 ShootingStarのプロジェクトでは、総額3億円かかる建造計画の一部として、新しい酒樽を購入するための200万円の調達を目指します。支援プランは1000円から、シアトルでの新酒がもらえるのは3万円からとなっています。酒樽や櫂棒(かいぼう:お酒をかき混ぜる棒)に名前を刻印するというプラン(いずれも1万円)も。締め切りは5月27日です。

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