ブックオフが公式通販・買取Webサイト「ブックオフオンライン」で公開している「異世界召喚・転移・転生ファンタジー年表」が本格的すぎると話題になっています。
ブックオフのライトノベル担当さんが「異世界へ行くライトノベルをあつめてみました」というこの年表。「古事記」、平田篤胤著の「仙境異聞」、有名な柳田國男著の「遠野物語」までさかのぼって歴史的な側面もしっかり押さえています。「十二国記」や「ゼロの使い魔」などファンタジー小説やライトノベルの名前がずらりと列挙されており、画面を何度スクロールしてもまだまだ終わりが見えません。いつまで続くんだこれ……と最後までたどってみたところ、なんと2014年4月に刊行されたライトノベルまで網羅されていました。これは気合い入ってる!
年表ではタイトルや著者名だけでなくイラストレーターやレーベルも書かれています。エピソード欄ではあらすじや特徴などを解説し、それぞれの年代に応じたラノベの歴史が一目で分かる工夫も。ラノベの歴史資料としての価値もありそうです。
この年表のスゴイ点はそれだけにとどまらず、作品の内容に応じて召喚・転移・転生と3種類に分類しているのです。このジャンル分けによって自分の好みのファンタジー小説を探しやすくなっています。例えば現実世界から異世界へ召喚される話が読みたいなぁ、と思ったら分類から「召喚」マークのついている作品を探せば良いのです。便利ですね。
異世界召喚・転移・転生ラノベは240作品以上あるといいます。何から読めばいいのか分からなくなったとき、この年表を活用すれば自分の知らなかった作品を見つけ出し、新しい異世界を発見できるかもしれません。
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