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東急レクリエーションが、新宿のコマ劇場前広場にある映画館「新宿ミラノ」「シネマスクエアとうきゅう」を12月31日に、有楽町のマリオン新館にある「丸の内ルーブル」を8月3日に閉館すると発表しました。老舗の映画館の閉館に、ネットでは「残念」「映画館らしい映画館がなくなっていく」と惜しむ声が挙がっています。
新宿ミラノ、シネマスクエアとうきゅうは、1956年に開館した同社施設「新宿 TOKYU MILANO(当時:新宿東急文化会館)」の映画館です。コマ劇前から映画館が続々と撤退する中で営業を続け、多くの映画ファンから愛されてきましたが、経営的には近隣のシネマコンプレックスを相手に苦戦が続いており、ビルの老朽化も相まって閉館が決定しました。丸の内ルーブルも1987年に開業した歴史ある映画館でしたが、賃貸借契約の契約期間満了に伴い撤退を決定したとのことです。
新宿 TOKYU MILANOの今後については未定とされていますが、同社は経営方針として「ロードショー館の閉鎖とシネコンへの完全移行」を挙げており、従来のような雰囲気の映画館が再び現れることはなさそうです。そういう時代だと分かっていても、寂しいですね。
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