advertisement
小学館がビッグコミック連載中のそば漫画「そばもん」最新話の全文をWebで公開した。6月9日までの期間限定。
同作は現在、会津のそばをテーマに扱っている。同じく小学館のビッグコミックスピリッツで連載の「美味しんぼ」福島篇が物議を醸したことで、そばもんも注目を集めた。ビッグコミック編集部は「一部分だけではなく、すべて読んだうえで語ってほしい」として、全文をPDFで公開した。最新話は、震災で被害を受けた会津の名店がたどった険しい道筋を描いた「そば屋の3.11」編に続く、会津シリーズの5話目という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ビッグコミックスピリッツ編集部、「美味しんぼ」の特集記事を公式サイトで公開
識者の意見や編集部の見解を述べている。 - 「美味しんぼ」の“福島で鼻血”描写、編集部が最新号についてあらためて見解を掲載
「因果関係について断定するものではない」とコメント。 - 大阪府と大阪市が「美味しんぼ」の記述について抗議 「そのような状況は認められない」
作中の記述にあるような状況は認められない。事前の取材も一切受けていないと反論。 - 「断固容認できず、極めて遺憾」 福島県、「美味しんぼ」について見解を発表
「作中に登場する特定の個人の見解が、あたかも福島の現状そのものであるような印象を読者に与えかねない」との危惧を示している。 - 「美味しんぼ」問題に環境省動く 「放射線被ばくが原因で、住民に鼻血が多発しているとは考えられません」
環境省が福島第一原発事故による健康被害について「不当な風評被害が生じることを避ける」ためコメント。明らかに「美味しんぼ」問題への対応です。 - 福島県双葉町、「美味しんぼ」めぐり小学館に抗議
県全体にとって風評被害を生じさせ、双葉町民と福島県民への差別を助長させることになるとの危惧を示している。 - 「どうして批判されなければならないのか」 「美味しんぼ」原作者の雁屋氏、ブログでコメント
“福島で鼻血”描写に関する批判に、原作者は福島篇が完結してから反論する意向を明らかに。 - “福島で鼻血”描写で批判殺到の「美味しんぼ」 スピリッツが特集記事で識者の見解を掲載へ
5月19日発売号と同誌のホームページ上に特集記事を掲載します。 - 「美味しんぼ」に「風評被害を招く」と批判 スピリッツ編集部がコメント
「綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載させていただきました」と編集部。