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フォルクスワーゲンによる、運転中の携帯電話利用を注意する広告が実に巧妙です。何も知らない映画ファンを映画館に集め、ドライブ中の運転手の視点から見た映像を流すのですが――。
鑑賞中に突然、観客の携帯電話から着信音が一斉に鳴り響きます。スタッフが特殊な装置を使って場内の携帯に信号を送ったためです。観客は次々と携帯を取り出します……すると大きな音が鳴り響き、映像の車が木に激突! 割れたフロントガラスをお客さんがぼうぜんと見つめていると、「運転中の携帯電話使用は交通事故死の大きな原因となっています」「道路から目を離さないでください」のメッセージが表示されます。
携帯の画面に目をやった隙に車が衝突してしまう事故を疑似体験するという企画。YouTubeのコメント欄には、「今まで見た安全広告の中で一番だ!」「スマートな広告」など称賛する声が見られます。
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無茶しやがって……。