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「作為的な番組作り」 TBS番組「噂の!東京マガジン」に取材協力者が苦言

放送内容が「余りにも実態とかけ離れた」ものだったと取材に協力した団体が批判しています。

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 5月25日に放送された「噂の!東京マガジン」(TBS)で、実態とかけ離れた作為的な番組作りがあったとして、取材に協力した団体がサイトで苦言を呈しています


KFCのサイトに掲載された意見

 苦言を呈したのは、5月25日放送の特集「急激な人気!!山道を走るトレイルランニング ルールは必要か?」に取材協力した、スポーツ団体・KFCトライアスロンクラブ(青梅市トライアスロン協会)。番組は、近年人気を集めているトレイルランニング(トレラン)について、現場の声(登山者、ランナーなど)を聞いて考えるという趣旨。トレラン大会を運営している同団体も番組作りに関わったものの、実際の放送内容は、「余りにも実態とかけ離れた」ものだったとしています。

 同団体は「先にシナリオありきの取材」「現場取材の実態」「今日に至るまでの経緯」「司会者と出演者の無責任発言」など、取材依頼から番組放送まで詳しくつづっており、ところどころに厳しい表現が用いられてます。

 特に番組出演者が、“加工された”放映部分だけを観て、トレランを反社会的スポーツと論じていたとして強く反論しています。例えば、司会者から「許可をとらずに開催している」といった発言があったそうですが、少なくとも同団体は、警察の許可、消防署への届け出、地元の人たちの承諾、コースの整備などをした上で実施していると主張。「このようないい加減な取材、無責任な放映内容で恥ずかしくないのか、TBS。もっとしっかりした、まっとうな番組作りを行ってもらいたい」と訴えています。

 編集部ではこの件についてTBSに問い合わせています。


「噂の!東京マガジン」

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