実用的な「ラブホの誘い方」を伝授したり、さらにラブホテルであった面白い話を漫画で披露したり、さらには披露恋愛指南術が漫画化されたりと、Twitterでは“ラブホテルの中の人”でおなじみ上野さん(@meguro_staff)の公開したナンパ撃退術が説得力ありすぎると話題になっています。
質問をした女子大生さんは小学生のころから不審な男性に声をかけられることが多く、襲われそうになったこともあるそうです。「どうすれば男性から声をかけられずにすみますか?」という彼女の切実な質問に、上野さんの指摘がさえわたります!
まずは声をかけられやすい特徴を分かりやすく整理。たとえば「どこか垢抜けていない→遊び慣れていないと判断されます」「歩くペースが遅い、または止まっている→目的地がないと判断されます」「暇そうに携帯をいじっている→暇だと判断されます」など、女性が無意識に見せてしまう隙に言及。手持ちぶさたなあまり、待ち合わせ中についつい携帯をいじってしまう人も多いのではないでしょうか。実はこれ危険だったんです。
さらに「声をかけられた時の対処法」としては無視がやはりベターなのだそうです。または、はっきりと「NO」を提示したり、「ごめんね〜」というようなセリフで対応するのが良いのだとか。声をかけられた時に止まったり、歩くペースを落としてしまうと同意したと判断されてしまいますし、自分から情報を渡すといった行為にも注意です。
また、この回答をするにあたり上野さんは「どのようにナンパを撃退していますか?」という記事を読んだそうなのですが、その会話集すべてに鋭くメスを入れています。
上野さんいわく、「私が見えるんですか?」と断ると「マジで!?幽霊なの?俺、幽霊初めて見たわ、超嬉しいわ。幽霊なら特に時間に縛られてないよね。飯行こうよ」くらいのことであれば一瞬で言うことができるのがナンパ師。そして「一人?」と聞かれて、誰も居ない場所を指しながら「ううん、皆と一緒だよ」と答えようものなら「そうなんだ、じゃあ皆で行こうか」くらいのことは一瞬で返してくるのだそうです。
オタク女子伝家の宝刀「失せろ3次元」との言葉に対しても、地べたに這いつくばって「ほら、これで2次元だからOKだよね」くらいのことは言えるんだとか。ひえー……めっちゃ打たれ強い……。
上野さんは「最後に女性の方にお伝えさせて頂きたいのですが、ナンパ師というのは想像を絶する回数、女性に声をかけております。1時間に100人、それを8時間、週3で街に出ているようなナンパ師もおります。ですので、いくら巧い返事をしたところで、ナンパ師からしたら簡単に対応できる返事にしかなりません」と警告。むしろ機知に富んだウマい返事をしようとする女性は「格段に狙い目の女性」に過ぎないとのこと。
ナンパ撃退にはやはり無視をするか「ごめんね」とだけ言うのが最善策だと上野さんは言います。普段何気なくやってしまう言動が自らを危険に巻き込んでしまう要因になっているかもしれません。しつこいナンパに困っている女性はもちろんのこと、「私には関係ないやー」と油断しているあなたも自分を守るために“ラブホスタッフ”さんの助言をよーく肝に銘じておいたほうがよさそうです。それにしてもさすがは上野さん、説得力が違った。
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