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ロボット漫画のルーツ「タンク・タンクロー」、電子書籍になる

アトム、ドラえもん前夜の漫画世界に触れられます。

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 イーブックイニシアティブジャパンが、ロボット漫画のルーツとも言われる阪本牙城さんの漫画「タンク・タンクロー」を電子書籍化しました。1934年に誕生し、「鉄腕アトム」や「ドラえもん」といった作品の源流とも評される作品が、初めて電子書籍になります。

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 「タンク・タンクロー」は、1934年に「幼年倶楽部」(大日本雄弁会講談社)で連載が始まり、「のらくろ」や「冒険ダン吉」などとともに当時の子どもたちから人気を得た作品です。主人公のタンク・タンクローは正義感あふれる優しい少年ロボットで、鉄球の胴体には8つの穴が空いています。その穴から頭や手足を出したり、羽やプロペラや大砲を出したりして“変形”するのが、大きな特徴でした。また、奇妙きてれつな発明アイテムも多数登場し、SFアクションやドタバタギャグを楽しめる作品として子どもたちに愛されました。

 電子版は単行本刊行当時の作品内容をそのまま電子復刻しています。また、イーブックイニシアティブジャパンは今回、「タンク・タンクロー」シリーズとともに、阪本さんのさまざまな作品を電子書籍化しています。

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