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国民生活センターは7月14日、申し込んでいないアダルトDVDが送付され、後日約60万円の請求書が送付されるという手口に関する相談が複数寄せられていると注意を促している。
いわゆる「送り付け商法」と呼ばれるもので、DVDを確認するとモザイク処理等の修正がほどこされていないものだった。
このようなアダルトDVDの販売は、刑法のわいせつ物頒布等の罪(同法175条)に抵触する可能性がある。「違法性の高い商品を送りつけて代金を請求する手法は非常に悪質であり、トラブルの未然防止のため、相談事例等を紹介して消費者に注意を呼びかけるとともに、関係省庁に情報提供する」と説明している。
主に30歳代から60歳代までの男性がトラブルにあっており、代金を払えとしつような電話があったとの報告もあった。国民生活センターは、「注文していない商品には代金を支払う必要はなく、むやみに業者に連絡を取ってはならない。困ったときには消費生活センターや警察に相談を」と呼びかけている。
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